女性の更年期

女性は更年期になり、ホルモン分泌が急低下すると、女の脳は大混乱を起こす。
支えていた女の子能力が機能しなくなる。
認知や記憶など、脳の情報処理にかかわる大切な物質で、脳の切れ味が悪くなる。
微妙な均衡の上で成り立っていた自律神経や免疫のバランスも大きく崩れることになる。
それで更年期になると、めまい、頭痛、ほてり、発汗、どうき、
吐き気といったさまざまな自律神経失調症状に悩まされ、
記憶力や集中力が落ち精神的にもうつや落ち込みを訴えることが多くなるのだ。
さらに、一般に女は男よりも長生きなものだが、米国で行なわれた実験によれば、
脳の神経細胞の減り方は男よりも女のほうが遅いことがわかっている。
動脈硬化を防いで脳や心臓の血管を丈夫に保つ効果もある。
おそらく、こうした作用も女の脳を丈夫で長持ちさせる理由になっているのだろう。

Category: 女学 |

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